皆さんこんにちは新米です
Javaの学習をしていくと必ずコレクションについて学びます。
コレクションは種類が様々で、List、Set、Mapなどがあります。
初めのうちは1つずつ学んで、実際にコードを書いて覚えていくと良いでしょう!!
本記事ではJavaのコレクションフレームワークの1つ「ArrayList」について紹介していきたいと思います。

サンプルコードに沿って解説していきます!
そもそもArrayListとは?
ArrayListとはListインターフェースを実装したコレクションクラスで役割は配列に似ています。
しかしArrayListは配列と似ていますが、要素の重複が可能で要素数の変更が可能です。
配列だと要素数は固定ですが、リストは要素の追加・削除・が自由に行えます。
配列とListの違い
配列 |
List |
要素数は固定 |
要素数の変更が可能 |

後で配列の要素を追加したり削除したりする場合はArrayListを使うのが良いです。
ArrayListの書き方
ArrayListの宣言
格納する要素のデータ型を<>内に指定します。しかし注意する点が1つあります。
リストの要素は参照型なので、intのような基本データ型を要素にもつリストは作成できません。
そのため、下記のようにラッパークラスを使用します。
ArrayListは基本型NG
ArrayListは参照型OK
ArrayListを書いてみよう。

ArrayListの宣言の仕方も分かったところで実際に書いてみましょう。
ArrayListに限らず、コレクション関連の各クラスやインターフェースはjava.utilパッケージに含まれているので、使用する際はjava.utilパッケージをインポートします。
要素の格納と取得
[サンプルコード]
import java.util.ArrayList; public class Main { public static void main(String[] args) { // Stringの要素を格納するためのリストを用意 ArrayList<String> name = new ArrayList<String>(); // 要素の格納 name.add("有留"); name.add("市川"); name.add("サナダ"); name.add("小泉"); // 追加した順に出力 System.out.println(name); // 部分的に取得したい System.out.println(name.get(2)); } }
実行結果
- 要素を格納するときはadd()メソッドを使用します。
- 要素の取得はget()メソッドを使用します。
要素の重複追加
[サンプルコード]
import java.util.ArrayList; public class Main { public static void main(String[] args) { // Stringの要素を格納するためのリストを用意 ArrayList<Integer> number = new ArrayList<Integer>(); // 要素の格納 number.add(10); number.add(20); number.add(30); number.add(40); number.add(3,10);// 添え字の3に10を追加 //number.add(“サナダ”); // 追加した順に出力 System.out.println(number); } }
実行結果
添え字(インデックス)を指定して値を追加することができます。
今回、16行目は文字列を格納しようとしている為
コメントを外すと下記のようにコメントエラーになります。
エラー例
number.add(“サナダ”);

宣言した参照型と要素が異なるからエラーになるんだね!

その通り。ここら辺は配列と同じですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はコレクションの中でもよく使われるArrayListについて解説しました。
覚えるポイントとしては、配列との違いをしっかり理解しましょう。
また、コードを書いて理解度を深めていってくださいね!
Mapについての記事も紹介しています。よければどうぞ!

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